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ワブ!

うつの精神科医の本

うつの精神科医の本



 うつ病の真実

 著者:野村総一郎
 出版社:日本評論社
 サイズ:単行本
 ページ数:290p
 発行年月:2008年04月

 本体価格:1,700円 (税込 1,785 円)


 精神科の臨床医が書いた本です。 私が読んだ感じでは,うつ病治療の歴史ついて書かれた本,という印象です。 目次からもそんな印象を受けます。

第1章 あれもこれもうつ病?   ~蔓延する安直な理解~
第2章 進化生物学からみたうつ病の意味(その1)   ~ユウウツになるのは「新たな生き方」を導くため~
第3章 進化生物学からみたうつ病の意味(その2)   ~「内の秩序」と「外の秩序」の相克~
第4章 ギリシャ悲劇にみるうつ病(その1)   ~アイアス将軍の「気の病い」~
第5章 ギリシャ悲劇にみるうつ病(その2)   ~現代社会との共通項~
第6章 古代ギリシャ哲学・医学のうつ病観   ~うつ病を真正面から論じた最初の学者アリストテレス~
第7章 旧約聖書にみるうつ病   ~うつ病治療・予防の手引として読めるヨブ記~
第8章 意識の誕生とうつ病の発生   ~ジェインズの理論とユウウツ・うつ病~
第9章 ローマ時代からルネサンス期に至るうつ病   ~身体的病理を連想させたメランコリー~
第10章 メランコリーから躁うつ病へ   ~クレペリンの登場~
第11章 現代的うつ病概念の完成   ~「双極か単極か」「内因か心因か」~
第12章 操作的診断の登場とうつ病観の変質   ~アメリカ流グローバル・スタンダード~
第13章 操作的診断の問題点   ~多軸診断でうつ病を定義しうるのか~
第14章 病前性格論と双極スペクトラム概念   ~躁うつ病とうつ病との関係の再考~
第15章 うつ病治療の発展(その1)   ~体質論と精神療法の歴史~
第16章 うつ病治療の発展(その2)   ~薬物療法の歴史~
第17章 うつ病の化学   ~モノアミンを超えて~
第18章 細胞のストレス反応とうつ病の正体   ~セロトニンの奥深くにあるもの~
第19章 うつ病の真実は見えてきたか   ~過剰活動とうつ病~


ぐるぐる思考よ、さようなら
ぐるぐる思考よ、さようなら
  気持ちがのびのびとする心のストレッチ
著者:野村総一郎
出版社:文春ネスコ /文藝春秋
サイズ:単行本/191p
発行年月:2002年05月
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【本書から】
私が日常の臨床で感じるのは,人々の悩みはさまざまだが,一定のパターンがあるということだ。次々と新しい悩みに襲われるなどということは案外少ない。だいたい,同じような問題にいつも悩んでいて,その輪の中から脱け出せずにいるのだ。つまり同じところをぐるぐる,ぐるぐるいつまでも回り続けて,「悩み多い」人生を送っている。
  要は「悩みは多い」のではない。ぐるぐる同じところを回っているのが問題なのである。このような悩みの輪を作る物事の考え方をぐるぐる思考と名づけることにする。人生の悩みの解決ポイントはこのぐるぐる思考からの脱出にあると言ってもよいくらい,これは本質的な問題である。私の試算では,外来に悩み相談に来られる方の約半数がこの状態にある。そのくらい,一般的な現象でもあるわけだ。


「うつ」に陥っているあなたへ
「うつ」に陥っているあなたへ
  健康ライブラリーイラスト版
著者:野村総一郎
出版社:講談社
サイズ:全集・双書/98p
発行年月:2002年04月
本体価格 1,200円 (税込 1,260 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【まえがきから】
うつ病は気のもちようでよくなるというのは誤解です。もちろん予防や再発防止,慢性期になったら物の考え方を切り替えたりリラクセーションをすることも大切ですが,病気になったばかりの急性期は別です。
  病気なのですから,薬をのんで休養することが治療の基本です。これはどんな病気でも同じこと。そう,うつ病も病気なのです。


うつで悩まないで!
うつで悩まないで!
  専門医からあなたに合ったアドバイス
著者:大野裕
出版社:ナツメ社
サイズ:単行本/183p
発行年月:2003年03月
本体価格 1,200円 (税込 1,260 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【帯から】
がんばりすぎない
あせらない
症状・効果的な治療法・周囲の人々の対応などをわかりやすく解説


ようこそ鬱へ
ようこそ鬱へ
  知られざるそのパワー
著者:フレデリック・F.フラック /斎藤茂太
出版社:フォー・ユー /日本実業出版社
サイズ:単行本/278p
発行年月:1988年05月
本体価格 1,505円 (税込 1,580 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【帯から】
鬱は飛躍へのチャンスである! 大多数の人は自分の体験した深刻なうつをバネとして,束縛から解放され,もっと人間らしく,感受性鋭く,創造性豊かに,有能になれる。


「うつ」をやめれば、楽になる
「うつ」をやめれば、楽になる
  やっかいな心の荷物をおろしなさい
  PHP文庫
著者:フランク・ミナース /ポール・メイヤー
出版社:PHP研究所
サイズ:文庫/217p
発行年月:2005年09月
本体価格 514円 (税込 539 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【訳者まえがきから】
日本でのうつ治療は,投薬が中心で,本書に出てくるようなセラピーを軸とした治療を本格的に展開しているところは必ずしも多くはありません。そのため,一時的には回復しても,うつの原因を根本から取り除けないことが多いのです。
  本書は,うつのそもそもの原因は何かを探り当て,適切なカウンセリングを受けることで,うつを完全に治すことを目指しています。


うつ病の治療ポイント
うつ病の治療ポイント
  長期化の予防とその対策
著者:平井孝男
出版社:創元社(大阪)
サイズ:単行本/382p
発行年月:2004年09月
本体価格 2,000円 (税込 2,100 円)


精神科の臨床医が書いた本です。

【まえがき概要】
本書は以下七点の特徴を有しています。
第一に,うつ病の経過(予後,見通し)や遷延うつ病について詳述している点。
第二は,うつ病の本態を「活動も休息も適切にできなくなった状態」と捉えている点。
第三は,うつとその苦しみからの脱却,つまり治療についてかなり詳しく述べている点。
第四は,治療に関して解説的なことだけではなく実例をかなりあげ,また実際のやりとり(逐語録)を多く記載した点。
第五は,うつ病治療にとってとくに問題になる薬について,詳しく解説している点。
第六は,自殺についてもかなり言及している点。
第七は,読者にとって役に立ち,読みやすく,わかりやすく,しかも興味深い本になればと願って書いた点。


“うつ”は、心のカゼである
“うつ”は、心のカゼである
  ひきはじめに読んで効く!
著者:村崎光邦
出版社:ごま書房
サイズ:単行本/214p
発行年月:1999年04月
本体価格 1,200円 (税込 1,260 円)


精神科医が書いた本です。

【カバーから】
これが“心のカゼ”の初期症状!?
○最近,新しいことに興味がなく,なにに対しても無気力だ
○友人と遊んでいても楽しくない,誘いを断ることが多くなった
○相手との会話に集中できず,ときどきトンチンカンな質問をしている
○朝の目覚めが悪く,会社にいくのが面倒くさい
○たいして体を動かしていないのに,疲労感が残る
○栄養ドリンクを飲んではみるが,どうもすっきりしない
○服装もオシャレも,あまり気にしなくなった
○体の調子はなんとなく悪いが,検査の結果は“異常なし”


精神科ER 緊急救命室

著者:備瀬哲弘
出版社:マキノ出版
サイズ:単行本
ページ数:302p
発行年月:2005年08月

ISBN: 9784837670469
本体価格:1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
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筆者は,東京都立府中病院精神科救急を3年間担当した精神保健指定医です。




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